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愛犬ポップの異変・・・・・

 

いつでも元気だった我が家の愛犬ポップ、このページは愛犬ポップにおこった異変、病気について書きます。

それは、突然やってきました。

それまでケガは多かったものの、大きな病気ひとつせず「ポップは元気でいいね~」と

家族みんなから言われていました。散歩やボール遊びが大好きで活発なポップでした。

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2010年10月撮影

おやつをほしがるポップ。

目は輝き、おやつを食べられる期待感でこの笑顔です

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2011年10月撮影

以前の表情と大きな変わりよう

左目の上部分が陥没していることがわかります

誰が見ても、「おかしい・・・・」と、気が付いたのが、2011年の7月でした。

 

その頃の症状

・目が充血する

・左耳や左目を異常にかきむしる

・鼻がつまっているような呼吸で、発作のような症状

・目の委縮

 

まず、一番最初は、かかりつけの近くの動物病院に診てもらいました。最初は陥没はなく、目の充血だけだったので、

「結膜炎」と言われて、点眼薬を指していましたが、1週間もすると陥没の症状が出てきて「これは、おかしい」と 言うことになり、ポップの目上部の陥没からネットで検索を続け、どんな病気なのか調べていました。

「一度、大きな病院で調べてみよう」と、尋ねた動物病院が↓

 

埼玉動物医療センター ← クリック

一番最初は、目が充血し、委縮したような感じだったので、眼科の専門の先生に診てもらいました。

色々な目薬をさし、時間経過後の眼の様子を調べました。

所見

 

症状:縮瞳・涙液量の減少・眼球の陥没・白内障の症状が少し出てきている・・・などがわかりました

 

↑ 交感神経の麻痺(ホルネル症候群の疑い)

 

 

 

症状:側頭筋の委縮

 

↑ 神経麻痺の可能性

 

原因:脳の異常・耳の奥などの腫瘍や炎症・不明

 

他に

 

顔面神経麻痺・三叉神経麻痺の可能性もあるか?

 

ただ、即診断とまではいかず、調べるためにはMRI検査(高度画像診断)が有効であること、

検査料金のこと、また、もしMRIを受けても何もわからない場合もあることなど、説明を受けました。

 

 

MRI検査は、保険のきかない犬の場合、大変高額です。8万から10万円かかると言われました。

 

また、それ以外に検査料として3万円の費用の説明がありました。「ご家族で相談して決めてください」と 言われた帰りの車の中、13万円のお金の工面や、ポップの今後のことが頭の中を ぐるぐる回っていて、家に着くまで主人も私も一言もしゃべれませんでした。

結果として、MRIの検査をすることにしました。何もわからないかもしれないけれど、何かわかるかもしれないからです。

 

結果

獣医師からは、三叉神経鞘腫瘍を疑い、鼓室胞炎と診断されました。以下、獣医師からの診断書の内容を記載します。

 

外側の腫瘍なら手術することができますが、ポップの場合脳の奥にあり、良性か悪性かも 検査できない・・と言われました。

 

三叉神経鞘腫瘍について

 

脳の三叉神経に発生する腫瘍。犬では比較的珍しい腫瘍で、今現在放射線治療で効果が認められることは分かっているが、

根治治療は難しいケースが多いのが現状、とのこと。

 

三叉神経の異常で認められる症状

 

・顔面の筋肉の委縮

・眼球の陥没 角膜炎

・顔面の感覚低下 など

 

今後考えられる症状

 

しこりが大きくなり進行した場合、周囲の神経を圧迫することにより各種神経症状を認める可能性がある。

 

・四肢の麻痺

・斜頸

・眼振

・旋回

・精神状態・行動の変化

・発作 など

 

治療法

 

放射線療法単独±抗がん治療(メトロノーム療法)

 

放射線治療と抗がん剤の二つがある、と説明を受けました。

ただ、放射線治療の場合、三重県の動物病院へ1か月入院して治療を受けることが必要で、

抗がん剤治療であれば、検査を受けた入間市の動物病院で治療が受けられる、ということでした。

 

こちらも即答というわけにいかないので、「ご家族でよく話し合ってください」と言われました。

 

それから、主人がネットで色々な方向で検索をかけ、いきついたのが、漢方薬でした。現在こちらの動物病院で

処方されている漢方薬を、飲ませています。月3万円ほど費用がかりますが、放射線治療や抗がん剤に比べれば安価です。

ポップのことが大切ですが、私たち家族も生活していかなければならないので、漢方薬に懸けてみることにしました。

 

錦戸獣医科病院 ← こちらの動物病院から漢方薬を送っていただいています。

 

現在、ポップに飲ませている漢方は、以下の3種類です。錦戸獣医科病院 錦戸先生のメールから抜粋しています。

 

■A.正茸仙(免疫向上 抗癌キノコ多糖類)

 

「癌」と闘うには、まず、免疫力を向上させる必要があります。その1番手として考えられる多糖体「β―グルカン」をたっぷり含むキノコの中で、

現在一番信頼できるものが、「ブナシメジ・エノキタケ熱水抽出物」の漢方サプリ正茸仙です

癌のときに戦う免疫細胞を活性化するものとして、アガリクス、 メシマコブ、ハナビラタケ、霊芝な核酸など多数種類があります。

私は、様々な癌に上記のものを試してみましたが、一番しっくり来たのがこの正茸仙です。

 

データは、こちらのホームページにも記載されています →   日本統合医学研究会(JAIM)

 

■B.三中参 (免疫細胞の増産補助、体力と食欲の回復)

 

血液の流れを良くし、気力・体力・食欲をあげ、病中病後の滋養強壮回復に つかう薬用人参に、栄養バランスの整った

牡蠣エキス、抗炎症、抗アレルギー作用のある純米黒酢もろみ末を配合したサプリメント免疫細胞も活性化するだけでなく、

それを増やす必要があります。

三中参 は炎症を減らし、蛋白を合成し、免疫細胞を作る原料になりますので病魔と闘うときにはは、絶対必要です。

 

■C.自然回復力を助けるフミン質の酵素飲料水カタライザー21(やや渋い味)

 

九州大学農学部白畑実隆教授がこのものの抗がん活性や免疫力の向上の基礎研究を現在されています。

IL-12やNK細胞、B細胞、CT細胞などを活性化し、IFN産生増強作用があると報告されています。

フコイダンのような多糖体・糖鎖・酵素類・アミノ酸・ビタミン・ミネラル等を活性水素が豊富な還元水を含んでいます栄養補助食品です。

がん細胞の自然死(アポトーシス)を促す役目の健康食品です。

 

漢方薬を飲ませる前に、苦い薬を飲んでくれるだろうか・・・という不安がありました。

そのため、ヨーグルトや大好きなミニトマトを小さく刻んでまぜてあげたところ、ペロリと食べてくれたので現在も同じ方法で飲ませています。

漢方薬をあげてから、フードをあげるという順番です。

 

飲み始めてから2012年3月まで

最初に、動物病院でMRIの検査をした頃から、7か月経過しました。(2012年3月16日)

日中よく眠るようにはなりましたが、ポップは相変わらず食欲もあり散歩も楽しんでいます。

噛む力は確かに弱くなってしまい、お皿からフードが飛び出してしまうこともあり、フードは小さいころのように熱湯を入れてふやかしてあげるようにはなりました。

ご飯やおやつを以前と同じようにほしがるので、今すぐに命がどうにかなる・・・といった心配はないと思います。

 

元気な時は、まさかこんな日が来るとは思いませんでした。

実際に自分の家族であるポップがこんな症状になってから、インターネットでかなり検索して調べました。

今現在、症状が落ち着いているので、うちと同じような症状がほかのワンちゃんに起こった場合、

何かお役にたてるかと思い、思い切ってホームページに載せることにしました。

 

私自身感じたことですが、万が一そうなってからでは遅いのです。

やはり、動物を家族に迎えたら、覚悟をしなければいけない時がいつかやってきます。

なるべく長く一緒に暮らしたいと思ったら、飼い主として最低限のことはしてあげていた方が後々後悔は少ないと思います。

 

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2012年 冬撮影

2013年3月現在

 

目の陥没により、ゴミが入りやすかったり傷がつきやすかったりして、目やにがどうしても出てしまう毎日です。

相変わらず漢方薬を飲ませ続けていますが、特に体に変わりはありません。

2012年夏は暑さが非常に厳しく、昼間はほとんど寝ていて必要以上は動きませんでした。

少し涼しくなってくると、うちの中でも家族が歩くあとを以前のようについてくるようになりました。

散歩も同じようにしていましたが、2012年の冬からまた家族を悩ませることができました。

 

ある日、いつも通り散歩から帰りポップをタオルで拭いていると、突然「キャン」とないたのです。

主人がポップの歯を磨いている時や、娘がお尻をポンポンとしたときにも痛がってなくので、

かかりつけの動物病院へ連れて行き、レントゲンも撮りました。関節痛と言われました。

骨には異常はないとのことで、抗生物質を1週間飲ませました。

©Pop Life
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